NEWS

ウレタン防水では水ぶくれが起こる?劣化症状をご紹介!

2022.10.02
ウレタン防水は安価で耐久性が高いと多くの防水工事で採用されていますが、年月が経つと劣化症状が出てきます。
メンテナンスの時期を見逃さないためにも、どんな劣化症状が起こるのか知ることが大切です。
そこで今回は、ウレタン防水ではどんな劣化症状が起こるのかについてご紹介いたします。

□ウレタン防水とは



ウレタン防水とは、マンションの屋上や平らな住宅の屋上に行う防水工事のことです。
液体状にしたウレタン樹脂を使って、何層にも分けて防水層をつくることで雨水の侵入を防げます。
施工費用も比較的安く、防水材がウレタンではない場合でもそのまま上から重ね塗りができるのが特徴です。
5年〜6年の頻度でトップコートを再塗装していくことで約15年間防水効果が期待できます。

□ウレタン防水の劣化症状について



ウレタン防水の劣化症状は3つあります。

1つ目は、ひび割れができる症状です。
塗膜や塗装したシート部分にひび割れができることがあります。
ひび割れを放置すると、そのまま剥がれてしまう可能性があります。

また、ひび割れから雨水が侵入し、漏水を引き起こす可能性が高いです。
小さいひび割れはトップコートで上からふさぐことができますが、大きなひび割れは塗装工事が必要です。

2つ目は、塗装箇所が剥がれる症状です。
塗装部分が剥がれ、下の素材が見えてしまっている場合があります。
剥がれた部分を放置すると、漏水を引き起こす可能性が高いです。
また、下地が外部環境にさらされることで周辺の劣化が早まってしまいます。

3つ目は、施工した部分が膨らむ症状です。
防水加工をした塗膜が水ぶくれのように膨れる現象があります。
膨れる原因は、空気や雨水、湿気で蒸発した水分がたまっているなどの理由が考えられます。

ひび割れの症状がすでにあると、外壁に膨れが生じる可能性が高いです。
何が原因で膨れが生じているかは専門家が在籍する塗装業者に詳しく見てもらう必要があります。

当社には建物の維持管理の専門家が在籍しております。
劣化症状が生じた場合も安心して調査からアフターフォローまでのサービスを受けて頂けます。
劣化症状は気づかずに放置していると、さらなる劣化につながるため、早めの発見が必要です。
メンテナンスの時期や頻度を決め、外壁の状態を確認すると良いでしょう。

□まとめ



今回は、ウレタン防水の劣化症状についてご紹介いたしました。
愛知県・名古屋市・岐阜・三重周辺で塗装やリフォーム、住宅の工事をお考えの方は、しっかりと建物の維持管理が出来る専門家「建物保全士」が在籍する実績豊富な当社にお任せください。