タイル外壁はメンテナンス必須?劣化症状をご紹介!
2022.10.28
タイル外壁は丈夫であることから、メンテナンスが必要ないと勘違いされがちです。
この記事では、なぜタイル外壁がメンテナンス必須なのかを解説します。
また、具体的にどのような劣化症状が現れるのかも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
□タイル外壁はメンテナンス必須です!
タイル外壁はメンテナンスが必要です。
なぜなら、タイルそのものは耐久性が高くてもタイルを貼り付けている接着剤や目地に関しては時間経過に伴って劣化していくからです。
確かに、タイルはガラスと同様に無機物で構成されているため、他の外壁材に比べて劣化しにくいという側面はあります。
しかし、タイルを外壁に施工する際には目地に使用するコーキングのような有機物を使用します。
このような有機物は太陽光に含まれる紫外線によって劣化しますので、メンテナンスが必要です。
□タイル外壁にはどのような症状が現れる?
では、タイル外壁にはどのような劣化症状が現れるのでしょうか。
まずは、先ほどご紹介したモルタルの目地の劣化です。
乾式工法が普及する前はモルタルでタイルを貼り付ける湿式工法が主流でした。
モルタルのデメリットとして、硬化することによって伸縮できなくなり、目地に隙間ができたり、ひび割れを発生させやすかったりする点があります。
これらの進行が重度になってくると、雨漏りが発生します。
雨漏りが起きると、建物を支える重要部分である柱や梁(はり)が腐食し、寿命が短くなるので注意が必要です。
次は、タイルの浮きや剥がれです。
外壁は常に外の自然環境にさらされています。
この影響を受けて、浮きや剥がれが発生します。
タイルが剥がれて落下すると、二次災害が起こります。
実際、これが原因で死亡事故が発生したこともあるのです。
最後は、タイル自体のひび割れです。
確かにタイルは耐候性や耐久性が高いですが、外部からの強い衝撃を受けると、ひび割れが起こったり、欠けや割れが起こったりします。
損傷の度合いがあまりにも酷いと、ひび割れた部分から水分が浸入し、タイルの付着力が失われてしまいます。
これらの症状は放置していると非常に危険です。
気づいた段階で施工会社に相談すると良いでしょう。
当社でも、屋根塗装や外壁塗装の依頼を承っておりますので、異変に気づいた方はぜひ当社にご相談ください。
□まとめ
タイル外壁の劣化事情について解説しました。
愛知県・名古屋市・岐阜・三重周辺で塗装やリフォーム、住宅の工事をお考えの方は、しっかりと建物の維持管理が出来る専門家「建物保全士」が在籍する実績豊富な当社にお任せください。