屋根塗装してはいけない屋根材があるって本当?塗装以外のメンテナンス方法をご紹介!
2023.09.21
自分好みの家づくりがしたいとお考えの方の中には、屋根のメンテナンスをお考えの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、屋根塗装をしてはいけない屋根材と、ノンアスベスト系屋根材のメンテナンス方法についてご紹介します。
□屋根塗装をしてはいけない屋根材とは?
昔の屋根には、アスベストが広く使われていましたが、健康への影響があることが発覚し、以前とは変わり、ノンアスベスト系の屋根材が使用されるようになりました。
2000年ごろから販売されたノンアスベスト系の屋根材は、アスベストが含有されていないため、強度が比較的弱く、塗装しても強度が変わらず塗装する必要が無いものが多くあります。
具体的には、パミール、レサス、シルバス、コロニアルNEO、アーバニーグラッサ、ザルフグラッサ、セキスイかわらUなどが塗装の必要が無い屋根材です。
パミールは、経年劣化により屋根材が剥がれてしまうため、塗装しても意味がありません。
レサス、シルバスは、塗装を施しても強度が変わりません。
コロニアルNEO、アーバニーグラッサ、ザルフグラッサ、セキスイかわらUは、ひび割れが多く発生するため、補修がしにくいため、塗装も向かない屋根材です。
□ノンアスベスト系屋根材のメンテナンス方法
*カバー工法
カバー工法とは、従来の屋根材の上に、新しい屋根材を重ねる方法です。
葺き替え工事とは異なり、屋根材の撤去が必要ないため、撤去費用が必要ないところが利点です。
また、耐用年数は葺き替え工事と同じです。
そのため、価格は安く済み耐用年数は同じであるため、お得です。
しかし、すでに屋根材の劣化が進んでいる場合、屋根に残った水分をそのままにしておくことになるため、カバー工法はできません。
*葺き替え工事
屋根材の劣化が進んでおり、雨漏りしていたり、屋根の下地が水分を含んだりしている場合は、葺き替え工事をしましょう。
葺き替え工事とは、現在の屋根材を撤去し、新たな屋根材を設置する工事です。
従来の屋根材よりも新しい屋根材の方が軽いことが多いため、屋根全体の重さが軽くなり、耐震対策にもなることがメリットです。
□まとめ
ノンアスベスト系の屋根材は、アスベストが含有されていないため、強度が比較的弱く、塗装しても強度が変わらず、塗装する必要が無いものが多くあります。
また、ノンアスベスト系屋根材のメンテナンス方法には、カバー工法と葺き替え工事があります。
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