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屋根に塗る錆止めの塗料って何のこと?その種類や効果をご紹介します!

2024.04.21
ご自宅を長く快適に保つために必要な定期的なメンテナンス。
特に屋根や外壁の金属部分は、サビや腐食によるダメージから守ることが欠かせません。

そこで、今回の記事では、サビや腐食を防ぐために屋根に塗る錆止め塗料の簡単な概要と、種類別の特徴についてご紹介します。


□屋根に塗る錆止め塗料って?




錆止め塗料とは、金属のサビや腐食を防ぐために使用される特殊な塗料です。

近年多くの家で使われているサイディングやトタンは、その軽さや頑丈な点で優れていますが、その反面サビが発生する点でデメリットもあります。
そこで、屋根の寿命をできるだけ長くする時に欠かせないのが、錆止め塗料です。
この塗料は金属面に皮膜を作り、サビの原因となる水分や酸素の接触を遮断します。

ただし、錆止め塗料を使うからといって、必ずしもすべてのサビや腐食を防げるわけではないため、あくまでも予防として効果があると考えておくことをおすすめします。



□錆止め塗料の主な種類3つ




屋根や外壁のメンテナンスに適した錆止め塗料の選び方と効果的な塗装工程を理解することは、長期的な住宅保全に欠かせません。
ここでは、錆止め塗料の3つの種類について解説します。

1:油性系錆止め塗料

油性系錆止め塗料は、長年にわたって多くの家庭で使用されてきた伝統的な塗料です。
このタイプの塗料は、優れた密着性と防錆性を兼ね備える半面、乾燥時間が長くなる傾向があります。
ただし、その分膜厚が厚くなり、長期間にわたる保護を提供することがこの塗料の大きなメリットです。

2:エポキシ樹脂系錆止め塗料

エポキシ樹脂系の錆止め塗料は、その高い耐水性・耐久性・速乾性から、現代の建築物において非常に人気があります。
エポキシ樹脂は素地に深く浸透し、脆弱な素地を補強する効果もあり、このタイプの塗料は、環境にやさしい商品が豊富に存在するため、環境への影響を考える方にとって魅力的な選択肢です。

ただし、紫外線に弱いデメリットがあり、定期的なメンテナンスが必要な点には注意しておきましょう。

3:鉛クロムフリーの錆止め塗料

人体や環境への悪影響が指摘されている鉛やクロムを含む伝統的な錆止め塗料への対策として開発されたのが、鉛クロムフリーの錆止め塗料です。
この種の塗料は、環境への影響を最小限に抑えながらも、優れた防錆効果を提供します。

屋外での使用においても色あせや劣化が少ないため、長期間にわたって美観を保てます。
また、人体への影響が少ないため、居住環境に配慮した塗料を求める方にとっても理想的な選択肢です。


□まとめ




この記事では、ご自宅の屋根や外壁の金属部分のサビ防止に役立つ錆止め塗料について、その概要と種類別の特徴を解説しました。
屋根塗装では、適切な錆止め塗料を選択し、正しい方法で塗装することで、長期的に自宅を保護し、快適な居住空間を維持できます。

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