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パテ処理とは?クロス貼りやDIYで必須!作業手順を解説

2024.10.18

部屋のクロスを張り替えたいと考えているあなた、丁寧な仕上がりを目指しているでしょう。

クロスを綺麗に貼るためには、パテ処理が欠かせません。
「パテ処理って、どんな作業なの?」
「どんな道具を使えばいいの?」
「難しい工程なのかな?」
そんな疑問をお持ちの方のために、この記事ではパテ処理の工程を丁寧に解説していきます。


□パテ処理とは?




パテ処理は、クロス貼りやDIYで欠かせない下地処理です。
クロスを綺麗に貼るためには、壁の表面を平滑にすることが重要です。
パテ処理を行うことで、石膏ボードの継ぎ目の段差をなくしたり、釘やビスの穴を埋めたりすることができます。
これにより、美しい仕上がりはもちろん、強度や耐久性もアップし、長持ちする壁を実現できます。


1:パテ処理の目的




パテ処理の目的は、主に以下の2つです。

・美しい仕上がりを実現する
・壁の強度や耐久性を向上させる


2:パテ処理が必要な理由




クロスは非常に薄い素材なので、下地の凹凸が目立ってしまうことがあります。
特に、石膏ボードの継ぎ目や釘の穴などは、そのままではクロスを綺麗に貼ることができません。
パテ処理によってこれらの凹凸を平滑にすることで、美しい仕上がりを実現することができます。

また、パテ処理は壁の強度や耐久性を向上させる効果もあります。
パテは、下地とクロスをしっかりと接着させる役割を果たします。
これにより、クロスが剥がれにくくなり、壁の寿命を延ばすことができます。


□パテ処理の作業手順を解説




パテ処理は、一見難しそうに見えますが、手順を理解すれば誰でも簡単にできます。
ここでは、パテ処理の作業手順を、下準備からシーラー塗りまで詳しく解説していきます。


1:パテ処理前の下準備




パテ処理を行う前に、まずは下準備を行います。

・養生
作業を行う場所を養生します。
周囲に養生シートを貼り、パテや塗料が飛び散らないようにしましょう。

・ファイバーテープの貼り付け
石膏ボードの継ぎ目にファイバーテープを貼り付けます。
ファイバーテープは、パテのひび割れを防ぐ役割を果たします。

・コーナーガードの貼り付け
壁の角にコーナーガードを貼り付けます。
コーナーガードは、壁の角を保護し、パテが剥がれるのを防ぎます。


2:パテ塗り




下準備が終わったら、いよいよパテ塗りの作業です。
パテ塗りは、下塗り、中塗り、上塗りの3段階で行います。

・下塗り
下塗りは、パテの土台を作るようなものです。
荒目のパテを使用し、石膏ボードの継ぎ目や釘の穴などを埋め、できるだけ平らにしていきます。

・中塗り
中塗りは、下塗りよりも細かいパテを使用し、さらに表面を平滑にします。
中塗りは、必ずしも必要ではありませんが、より綺麗に仕上げたい場合は行うことをおすすめします。

・上塗り
上塗りは、仕上げの段階です。
細かいパテを使用し、表面をなめらかに仕上げます。


3:ヤスリ掛け




パテが乾燥したら、ヤスリ掛けを行います。
ヤスリ掛けは、パテの表面を平滑にするために必要な作業です。
パテが硬い場合は、粗目のヤスリを使用し、仕上げは細かいヤスリを使用します。


4:清掃




ヤスリ掛けが終わったら、パテの粉塵を掃除機やほうきで丁寧に掃除します。


5:シーラー塗り




シーラーは、クロスと下地を密着させるための接着剤のようなものです。
シーラーを塗ることで、クロスが剥がれにくくなり、美しい仕上がりを実現できます。


□まとめ




パテ処理は、クロス貼りやDIYで欠かせない下地処理です。
パテ処理を行うことで、美しい仕上がりはもちろん、強度や耐久性もアップし、長持ちする壁を実現できます。
この記事では、パテ処理の工程を丁寧に解説しました。
今回の記事を参考にして、ぜひDIYに挑戦してみてください。

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