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屋根・外壁塗装の色で失敗しない為の選び方と手順です(手順5)

2020.05.26

手順5:塗装の前に試し塗りをしてもらう

色選びも完了し、実際に選んだ色で塗装をしてもらう段階まできても、いきなり全面を塗り替えるのには注意しましょう。

希望の色で塗装できるかは以下の要素が絡んできます。

  • 外壁面の質(質感や凹凸でできる影)
  • 外壁面の光の当たり方・影
  • 塗料の性質
  • 塗装の方法
  • 下地塗装の色

これらの要素が完璧に合わさることで、やっと希望の色を塗ることができます。

しかし、外壁面は日の当たり方などもそれぞれの家で違い、実際に塗装をしてみないとわからないことが多いのです。

いきなり全面を塗ってしまった後に「色が違う!!!!」といっても塗り替えに費用が発生したり、さらに時間が掛かったりといいことはありません。

試し塗り・サンプル塗装をしてもらう

そのため、実際に塗装をする前に、一部分だけを実際の外壁を使って試し塗り・サンプル塗装を行ってもらい、希望の色になっているか確かめながら行う方法がベストです。

塗装は下塗り・中塗り・上塗りの基本3回塗りで行われています。色選びで決めた色は、中塗り・上塗りで塗られますが、隠蔽率(いんぺいりつ)が低いと、下塗りの時に塗った色が透けて見えてしまって、本来望んでいた色にならないこともあるので注意が必要です。

隠蔽率とは?

塗料が下地の色の差を隠す度合いの事で、この隠蔽率が低いと中塗り・上塗りを行っても、下塗りの色が透けて見えてしまって、汚い色になってしまいます。

 

塗装前に元の色の写真を撮っておく

もう一つ塗装前で大事なことは、塗装前の写真を撮っておくという事です。

塗り替えされてしまったら以前どういう色だったか、わからなくなってしまいます。

塗装業者側でも写真を撮ってくれるところもありますが、まずは塗り残しや塗装むらなどの防止も含めて自分自身で写真をとっておくことがおススメです。