09
Oct
ICTの世界では、人の行動が結果を左右する場合、人の行動を左右したい場合、そして、脳をはじめとした人体の仕組みと、その傾向を、システム設計の根拠としたい場合、例えば、UI設計・改善、運用設計、マーケティング戦略、サービス戦略、組織運営やプロジェクト管理、それから、AI(人工知能)、DL(ディープラーニング)、ロボット等、様々な分野、様々なフェーズで、心理学の成果のみならず、心理学におけるテスト方法などの考え方が、応用されています.
心理学(Psychology)とは、行動(behavior)と、心(mind)を研究する学問分野であり、主に人間の、一生を通じた、全ての活動が研究対象となります.当初は、人の行動、容姿や性格などを観察し、分析することから始まる、人文科学的アプローチが主でしたが、現代では、人体の構造と機能、すなわち、脳と人体を客観的に理解することから始まる、自然科学的アプローチが加わり、両アプローチのコラボ分野となっています.
心理学を応用するにあたって、人文科学と自然科学、いわば、Soft Science と Hard Science の、2つのアプローチの考え方を知り、その特性と限界をイメージできること、さらには、詐欺科学的アプローチの指摘方法を知り、科学的な見せかけに惑わされない考え方を知ることは、さまざまな場面で有用な、判断力の素となることでしょう.心理学は使える?使えない?を感覚で判断するのでなく、判断理由を説明できるようになりましょう!
「ICTを支える『考え方』シリーズ」のページ では、シリーズ全体の解説、各トピックの解説と勉強会資料、ならびに、参加者の皆様の声をお届けしていますので、ぜひ、ご参照ください。本シリーズでは、過去に開催しましたトピックも含め、同じトピックを複数回開催予定であり、各トピックは、個別にご参加可能です。
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1 導入編
心理学とは
2つのアプローチと、その特性
本日のアプローチ
2 基礎編
人文科学的アプローチと、自然科学的アプローチを知り、
両アプローチの特性、限界をイメージできるようにする。
加えて、詐欺科学的アプローチについても知る。
*AIや医療の嘘とホントを見抜くには、脳の動的な情報処理や、最適化過程が、
*実はほとんどわかっていない、脳と身体は不可分、といった事実を、知らなければなりません。
3 応用編
心理学の成果から、人の思考・判断・行動の傾向を知る。
4 まとめと主な参考資料等
心理学、ハードサイエンス、ソフトサイエンス、偽科学、詐欺科学、演繹・帰納、客観性、大数の法則(統計・確率)、統計的仮説検定、ABテスト、記憶、脳、脳の構造(ニューロン、グリア細胞、血管、脳室)、プリセット脳、ライトワンス脳、リライタブル脳、マズローの欲求階層説(自己実現理論)、学習、賞と罰、影響力、確証バイアス、バーナム効果、漏れ聞き効果、ラベリング効果、選択的認知、系列位置効果、プロスペクト理論、認知的不協和理論、原因帰属、複雑系、反証可能性、行動経済学、AI(人工知能)、ML(機械学習)、etc.
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〒102-0093 東京都千代田区平河町1-4-3平河町伏見ビル2F
※受付時にお名刺を1枚ご用意願います。※ドリンク(有料)あり。
「eLVイベント情報配信」「ニュースレターの配信」「イベント・サービス企画のための調査・分析 」この他、収集目的がある場合は、収集時に通知いたします。
2018年10月11日(木曜)
時間 | 内容 |
---|---|
18:30 - 19:00 | 受付 |
19:00 - 19:10 | 主催者挨拶 |
19:10 - 21:20 | 本編 |
21:20 - 最長23:00頃まで、疑問解消OK! | ディスカッション&雑談タイム |
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※ICTを支える「考え方」シリーズのページ
http://www.elv.tokyo/mindsets/
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