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家の耐久性を重視する方必見!住宅の基礎を塗装で強くする方法を紹介!

2023.07.07
住宅で最も重要な部分といっても過言ではない「基礎」。
住宅を建てる際は最初に「基礎」を設け、その上に建物を作ることが一般的とされています。
なお、マイホームを修繕するなら耐久性を強くしたいとお考えの方は多いと思われます。
実は、基礎に塗装を施すことで、耐久性の強化が可能になるのです。
そこで本稿では、住宅の基礎に塗装する理由と、塗装をする際に注意すべきポイントについて解説します。

□住宅の基礎に塗装すべき理由とは?



そもそも基礎には、「建物の荷重や地震や強風など外的要因で加えられる力をバランスよく地盤に伝える」役割と、「地面の湿気から建物を守る」役割を同時に担っており、非常に大切な部分です。

基礎をしっかりさせないと、地面の揺れが外壁に直に伝わり、さらに外壁の加わる力を効率的に逃すことが不可能になるので、建物の劣化が早まるようになります。

*基礎に塗装を施すメリット



重要な役割を担っている基礎には、「塗装」を施すことが不可欠です。
「基礎の吸水性を抑える」、「防水性が高まる」、「コンクリートの中性化を抑える」、「外観が良くなる」、「カビやコケの発生を防げる」がメリットとして挙げられます。

*塗装しなかった際のデメリット



コンクリートやセメント、モルタルが一般的な日本の住宅の基礎には、防水性が備わっておりません。
塗装を行わず、そのままにしておくと、「水分を吸い込み、建物にひび割れ」が生じやすくなります。
さらに、水の浸入により鉄筋が腐食を誘引し、「基礎の構造安全性・耐久性を劣化」させる原因にもなります。

□基礎を塗装する際に気を付けるべきことを紹介します!



基礎を塗装する際は、「油性塗料より水性塗料を選ぶ」「クラックがある場合は補修する」「湿気が高い地域では基礎に塗装しない」ことを意識してください。

コンクリート上から化粧モルタルを塗布している場合が多い基礎には、固い油性塗料よりも水性塗料の方が適しています。
特に、弱溶剤系つや消し塗料や水性基礎専用塗料がおすすめです。

基礎は、地震や強風の影響を直に受けるため小さいクラックが生じている可能性があります。
雨や結露が侵入し塗膜の早期剥がれにも繋がるので、気づいたらすぐにクラックを補修しておくことをおすすめします。

基礎に塗装を施したとしても、内部からの湿気の影響による塗膜の早期剥がれには対応できません。
したがって、周囲の土地と比較して低い土地や水田や敷地を造成した土地に住宅がある場合は、床下の湿気が高い状態であるので、基礎の塗装は行わないように気を付けましょう。

□まとめ



住宅の基礎は、地震や強風等の外的要因からの影響を最小限に抑えたり、建物を湿気から守る重要な役割を担っています。
なので、吸水性を抑えたり、防水性を高めるためにも、基礎に塗装を施すことは非常に大切です。
もし行わなかったら、建物の構造安全性や耐久性を損なうリスクが高まります。
さらに、基礎に塗装を行う際は、「水性塗料を選ぶ」、「クラックを補修する」、「湿気が高い地域に基礎塗装は行わない」ことを意識してください。
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