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屋根の葺き替えリフォームで失敗しない!屋根材選びを解説

2024.09.18
築年数が経ち、屋根の劣化が気になる。
そろそろ葺き替えを検討しているけど、どの屋根材を選べばいいのかわからない。
費用はどれくらいかかるのか不安。
そんな悩みをお持ちの方に向けて、屋根の葺き替えリフォームで失敗しないためのコツを解説します。


□屋根の葺き替えリフォームとは?




屋根の葺き替えとは、既存の屋根材を剥がして、新しい屋根材に置き換えるリフォームです。
重ね葺きと比べて費用は高くなりますが、下地までメンテナンスできるため、家の耐久性を高め、雨漏りや地震などのリスクを軽減できます。


1: 下地までメンテナンスできるメリット



屋根の葺き替えは、既存の屋根材をすべて剥がして新しい屋根材に交換するため、下地の状態をしっかりと確認できます。
重ね葺きでは、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねるため、下地の劣化に気付かない場合があります。
しかし、葺き替えであれば、下地の劣化部分を補修することで、雨漏りや地震などのリスクを減らし、家の耐久性を高められます。


2: 雨漏りや地震などのリスク軽減



屋根は、家を雨風から守る重要な役割を担っています。
屋根材が劣化すると、雨漏りや地震などの災害に弱くなってしまいます。
葺き替えによって、屋根全体を新しくすることで、雨漏りや地震などのリスクを軽減し、安心安全な住まいを実現できます。


□屋根葺き替えリフォームで選ぶべき屋根材は?




屋根の葺き替えリフォームでは、スレート屋根、ガルバリウム鋼板、アスファルトシングル、日本瓦など、さまざまな屋根材から選べます。
それぞれのメリット・デメリット、費用相場などを比較検討し、ライフスタイルや予算に合った最適な屋根材を選び、理想の屋根を実現しましょう。


1: スレート屋根



スレート屋根は、現在日本での新築住宅で一番多く使用されている屋根材です。
費用が安く、色やデザインが豊富なので選択肢が多いのが魅力です。
しかし、強度や耐久性が低いため、5~10年ほどで劣化し、場合によっては割れてしまうこともあります。

また、気温差が大きいエリアでは、屋根材が反り返りやすくなるため、劣化を早めてしまう可能性があります。
そのため、定期的なメンテナンスが必要となります。


2: ガルバリウム鋼板



ガルバリウム鋼板は、耐用年数が長く、防水性・防火性・耐震性にも優れていることから、近年人気が高まっている金属製の屋根材です。
費用も他の屋根材と比較してそれほど高くありません。
しかし、断熱性・遮音性が低いというデメリットがあります。
断熱材や遮音材を使用することで、これらの問題を軽減できます。


3: アスファルトシングル



アスファルトシングルは、洋風な外観になるおしゃれな屋根材です。
防水性・防音性に優れ、耐用年数も比較的長いですが、強風には弱いという特徴があります。
台風などの強い風が吹き付けると剥がれてしまう可能性があるため、定期的な点検が必要です。


4: 日本瓦



日本瓦は、古くから使われている伝統的な屋根材です。
耐用年数が非常に長く、メンテナンス費用も比較的安いのが特徴です。
しかし、他の屋根材と比べて費用が高く、重量も重いため、家の耐震性が低下する可能性があります。
また、お家の設計によっては、日本瓦が使えない場合もあります。


□まとめ




屋根の葺き替えリフォームは、高額な費用がかかりますが、家の耐久性を高め、雨漏りや地震などのリスクを軽減できるメリットがあります。
屋根材選びは、ライフスタイルや予算、地域の気候などを考慮して、慎重に行うことが大切です。
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