小学生の講座概要
■ 授業スタイル
①月曜日から金曜日まで、6:00~7:00の時間帯です。
②中学生の教科書を使用します。音読が中心です。英文法として独立させた解説も(たとえば過去形の作り方や未来表現の種類など)、じっくり本格的に行います。こういう文法的知識を早期から身に着けておくことが、この講座の狙いです。将来本物の英語を発信できる力こそこの文法的知識だからです。
③音読の後は、暗唱です。教科書を見ないで、スラスラ音読する練習を時間内に行い、 その日中にテスト。スラスラ言えるまでテストを繰り返します。
④音読がすんだら、書きです。教科書を見ないでも本文が書けるようにする。 これは塾だけでは無理ですので、家での宿題になります。
⑤宿題は、毎回、教科書の「暗唱書き」(20 回練習)です。次回の授業でテストして、 不合格だった場合は40 回書きです。
⑥教科書を、このように、見ないで言えて、見ないで書けるようになった段階で、そ のレッスンの文法テスト(現在中学生がやっているテスト問題と同一です!)をや ります。
⑦だから、中学に入る頃には、すでに中学の教科書勉強がほぼ終わっているという状 態です。そのまま継続受講していただく方へは、高校英語をやります。中学 3 年生 になる頃には、大学受験のセンター試験がほぼ解けるようになっています。
⑧このように英語は、本格的な勉強を早期に身につければ、中3で、ほぼ大学受験レ ベルにまで伸ばせる、ということです。ZEN が「あそこはレベルが高い」と言わ れるのも当然。周囲でやっていることが逆にレベルが低すぎるのです。
【辞書を引きます】
『初級クラウン英和辞典』(三省堂)
結局落ち着くところ、この辞書しかないと思います。高校受験まで使用できます。
電子辞書については、「高校生レベル」の力が身についてから使用します。
念のために下記の辞書を搭載しているものがおすすめです。
※『リーダーズ英和』『新英和大辞典』(研究社)が入っているもの。
どんな授業なの?
① 学校の「教科書の補習以上、中堅の私立入試レベル」の内容です。
② 学校の進度とほぼ同じです。『新小学問題集』『錬成テキスト』『実力錬成』の3冊を使用しますので、レベルは学校よりも「上」です。
③ また『新小学問題集』など以外に、四谷大塚、SAPIX、栄光などを補助教材としながら、単に教科書だけで終わらせず、「中学に入ってからも大事になる分野」を徹底的に深めます。たとえば、割合や速さの分野は、中学だけでなく、大学受験における微分積分の基礎となる重要単元ですので、中学入試問題の良問を選んで、その考え方の基礎を根幹部分から鍛え上げます。
④ 1日1冊のテキスト冊子が渡されます。それを授業用の教材としてやり、残りを宿題として次回までにやってきて、上記のテキストの指定ページもやってくる、というのが毎回の内容。
⑤ 難点はその課題をちゃんとやって来ない、あるいは、ちゃんとやれない点です。ちゃんとやるかどうかは、学習の規律性または生活の規律性を前提にしますので、塾だけの監理では限界があります。
⑥ したがって、「塾で勉強したから、もういい。」ではなく、生活の規律性に「塾の課題」を組み込み、ほぼ毎日、その課題をやり続けることです。
指導のキーコンセプト
目標は算数を得意にすることです。そしてそのまま中学数学へスムーズに移行し、数学も苦手意識などなく、まわりから「できる!」と言われるくらいの成績をとることが目標です。そのためには2つの原則があります。
①式を丁寧に書く。
なぜならば、式は「思考の形式」だからです。乱雑な式や適当な走り書きなどは、その人のアタマが乱雑で質が良くないことの現れです。式を丁寧に書けばアタマは必ずよくなり、いわゆる頭脳明晰と言われるほどになります。
②問題文じたいを書き写す。
計算問題も文章問題も図形も、すべて問題ごとノートに書き写してから解きます。
解答ノートを作成するようなもので、ただ解くだけではありません。ノートはそのための手段ではなく、ノート作成自体が目標になります。
テキスト・使用教材
①『新小学問題集』『錬成テキスト』『実力錬成』の3冊
②プリント
③オリジナル・テキスト
④補充教材(個別にお渡しする副教材です
どんな授業なの?
「文章の全文筆写」は毎回の課題です。
設問を解くのが国語の勉強ではありません。ZENの国語は「国語力そのもの」を根幹から作る授業です。 どんな長い文章でも、その文章をノートや原稿用紙に筆写します。写し書きをするのではなく、2行ぐらいをまとめて一気に書くわけです。句読点や漢字に至るすべてに注意を払って、しっかり書く。よく読んで書きますから、その時点で文章が読めています。したがって、設問を解くときはもう文章を読まなくても内容がほぼ頭に入っていますので、再読する必要はありません。こうした訓練を3ヵ月ほど続けると、見違えるほど国語力が付きます。それだけでなく、作文も上手になります。一語一語、しっかりと活字に目をやりながら読む習慣がついていますから、読み間違えをすることなく、正確に読めるようになるのです。
他塾に通っていらっしゃる方で、この画面をご覧いただいている方、国語の力を付けてやりたいとお悩みの場合、こうした「本文筆写」をさせてあげてください。
指導のキーコンセプト
活字が音声化されると同時に、目と耳で意味を理解し、文章の流れについていく、これが読解の仕組みです。たしかに音読もできるし、意味もある程度ならわかるというのが実際でしょうが、肝心なのは、文章の流れについていけるかどうかです。国語が苦手な人というのは、この流れがスムーズに行かないために文章が読めないのです。スムーズな流れが生まれるためには、言葉と思考と一種のリズム(運動)が必要です。リズムは文章の勢いのようなものですが、言葉と思考は活字そのものですから、その活字が自然に体から出て来るようにならなくてはなりません。そのためには活字が体の一部になること、すなわち字を書くこと、文章そのものを筆写すること、その文章をからだに刷り込んでいくこと、そういう勉強が必要です。ですから、「文章の全文筆写」に意味があるのです。
テキスト・使用教材
① ZENの作成したオリジナル教材を隔月に配布。
② 『新小学問題集』がメインテキスト。『日能研中学入試試験問題集』が補助教材。
③ 国語辞典は毎回持参
毎月、課題図書4~8冊⇒本文の要約(詳しくは授業の中で)
■対象学年
①4年生から6年生までを対象。
②たとえば、火曜日に受講された場合、その講座には6年生もいれば4年生もいる授業になります。一人ひとりの教科も異なりますので、いわゆる「この日にこの学年のこの教科をやる」という全体形式ではありません。
■曜日と時間
①月曜日から金曜日まで、5:00~6:00(または5:30~6:30)の1時間。ご都合のよい曜日・講座数を自由選択。
②どの曜日にどの教科をやるかもご自身でお決めいただけます。③週1回(月4回)で月5,000円の設定です。
■教科選択
①講座は「算数」「国語」「理科」「社会」の4教科から、ご自由に選択。目標にすえた学校の受験科目で必要な教科をお選びください。どの曜日にどの教科をやるかを選択して、お決めください。
②1教科=1講座。1日1講座=1教科が原則。たとえば、算数講座をとりながら、国語を宿題で出してほしい、などは不可。煩雑になることと国語受講者とのバランスがとれないためです。
■授業のしかたと、教材
①黒板での一斉授業がなく、ひとりひとり説明して回る形態です
②国語教材
入試問題を毎回解きます。長文2題と漢字・語句。解けていなかったり、間違っていた場合は、しばらくのあいだ自力で直していただきます。その勉強の様子を見てヒントを与え、再度自力で考え直す。それでも無理そうな場合に、じっくりイチから説明を加えます。勉強の様子、というのは人によって千差万別です。ですから、その子の、その場の様子に応じたヒントを臨機に出さなくてはなりません。そこが授業の本質です。テキストは『新小学問題集 発展編』など。漢字練習1日40個。
算数教材
テキスト(人によって、受験校によって異なります)の単元に沿って進めます。その補充として、手製のテキスト冊子を毎回個別に用意してお渡しします。宿題は主にそちらのテキスト冊子です。いきなり入試問題レベルの問題を解いても、力になりません。まず基本問題をマスターするための地道な基礎作業として、「重要問題」ノートとして、問題ごとノートに抜き出して書き、その下に自分の解答を書き込み、できなければ模範解答を写しておく。後日、もう一度やってみる。そういう基礎作業的勉強をほぼ毎日。『計算トレーニング』冊子も毎日。
理科教材および社会教材は別途。
■受講するには
① まず通塾可能な「曜日」と「教科」をお決めください。(申込用紙等の書類記入はございません)
② 1講座週1回(月4回) 5,000円。2講座週2回(月8回)10,000円。
ただし、初回のときだけですが、1講座につき教材費1,000円。
③ 1講座につき1教科の選択でございます。 1回の授業で2教科をやるのは不可。
④ いちどお決めいただいた「曜日」「教科」を途中で変更なされます場合は、翌月から実施。教科が増える場合には教材費が別途1,000円。
⑤ 変更する教科への体験授業はございません。
⑥ 入塾手続きをお済ませ頂いてからご受講していただけます。