日本史・世界史講座


週1回 月 12,000 円


この講座の目標 (日本史を例に説明)

どのように山川出版の教科書『詳説日本史』に書かれてあることをスミズミにわたるま でノートすればよいか、そのノート作り練習が授業です。予備校や学校などで、すぐれた先生の「話」をいくらたくさん聴いても、自分でまとめ ようとしない限り、知識は身に付きません。しかし、たとえ自分でまとめようとしても、 どんなふうにまとめて、どんなふうに書けばいいのか分からない、そういった実際的な勉強の仕方を手ほどきし、学習のペースを見守るのが、この講座です。

まず、テキストとして配布する、教科書の本文を見出しごとに印字した用紙を切り取 って、ノートに貼り、右側のページに用語集で調べたり、参考書で調べたり、図表で 調べたことなどを書き込む授業です。夏ぐらいまで、そうしたノート作りを授業の中で行い、秋以降は自力で、予習としてやってくる。

テキスト・使用教材

① 山川の『詳説日本史』の教科書
② 山川の『日本史用語集』
③ 学校で使用の「史料集」
④ 学校で使用の「図説」
⑤ 語学春秋社『石川の日本史』または、山川の『詳説日本史研究』
⑥ Z会『実力の100題』は私立難関受験者の自習用


授業の進め方

① 予習として、教科書を中心とした「ノート整理」が必要です。 配布されたテキストの決められた単元ページの本文を一文ずつノートに書きだし、 その一語一句について、上記の教材を用いて、実に緻密なノートを完成させるこ とが予習です。しかし実際には、その予習方法に誰もが困惑します。その困難を 解決する方法が音声教材の利用です。 山川の教科書にピッタリあったCD-ROMをお渡ししますので、iTunes を使って携帯に取り込み、音声教材として下記の要領で予習してきていただきます。

〈例〉決められた単元ページの本文朗読を聞きながら、テキストや教科書を見ずに、 はなしの要点をノートに書き留めていくやり方です。いわば「聴講ノート」を作成するようなものですが、聞き取った「声」をアタマで理解し 直し、それを活字に直し(できれば箇条書きにして)、その単元全体のイメージを頭の中に描くこと、すなわち、それが時代のイメージ形成につながります。そういう「音声活用」の予習を、じっくり時間をかけてノートしてきてください。

② 授業ではその予習ノートをもとに、一問一答をやりながら基礎知識の即答 練習をします。予習をやってノートを作成してきたその成果を一人ひとり見て回りながら、ちゃん とできているのか、ちゃんと聞き取ってまとめられているのかどうかをチェックしま す。 その後、プリントで教科書ワークレベルの、ごく基本的な問題で確認した後、今 度は総合問題をやって、教科書で調べたり、ノートを見ながら解答します。その際、ノートに書いてない事項があった場合は即刻その場でノート整理をしてくだ さい。日本史は、ノートが命だからです。

〈授業の流れ〉

① 一問一答(うまくノートできるかどうかを個別に指導)
② 問題演習(確認テスト⇒採点して、ノート補充)
③ 解答解説
④ まとめの問題


 

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